投球 中級

FIPとは?守備の影響を除いた「投手本来の実力」を測る防御率の上位互換

Q. FIPとは?

FIPとは、投手の制御できる結果(三振・四球・死球・本塁打)だけで計算した防御率です。フィールドに飛んだ打球の処理は守備に左右されるためFIPでは除外します。スケールはERAと合わせてあり、MLB平均は約3.80〜4.20です。ERAよりFIPが低い投手は「守備に足を引っ張られている」可能性があります。

FIP = (13 × 本塁打 + 3 × (四球 + 死球) − 2 × 三振) ÷ イニング + 定数

計算に含まれるのは:三振・四球・死球・本塁打のみ。フィールドに飛んだ打球は含まれない

FIPの目安

FIP評価
2.50未満エース中のエース
3.00〜3.50優秀な先発
3.50〜4.20MLB平均
4.20〜5.00平均以下
5.00以上ローテーション維持が厳しい

2023年の大谷翔平(投手)は防御率3.14、FIP 2.35。FIPがERAより大幅に低いということは「実際の投球内容は数字以上に良かった」ことを示している。

ERAとFIPの差が大きいとき

ERA > FIP: 守備が悪い、または運が悪かった。投手の実力はERAより上の可能性がある。 ERA < FIP: 守備が良い、または運が良かった。ERAほどの投球内容ではなかった可能性がある。