FIPは三振・四球・被本塁打を使う。xFIPはさらに被本塁打を期待値に置き換える。では「打球の種類(ゴロかフライか)」を組み込んだらどうなるか——それがSIERAの発想だ。
SIERAはゴロ投手とフライ投手では同じK%・BB%でも許す失点が異なるという事実を、回帰分析で捉え、三振率・四球率・ゴロ率の組み合わせから「期待される防御率」を算出する。
使い方のポイント
- FIP ≒ xFIP ≒ SIERA: 投手の実力が安定して測れている
- SIERA < FIP: ゴロ投手として正しく評価されていない可能性がある
- 3指標が大幅に乖離: サンプル数が少ないか、投手の特性が標準から外れている
SIERAはFanGraphsで参照できる。特に先発投手を複数年にわたって追う場合、SIERAは一貫性のある評価ツールになる。