投球 基礎

WHIPとは?投手が1イニングで何人出塁させるかを示すシンプルな支配力指標

Q. WHIPとは?

WHIPとは1イニングあたりに許した「安打+四球」の合計数です。WHIP 1.000は1イニングに1人の出塁を許すペースを意味します。MLB平均は約1.25〜1.30で、1.00未満はエースクラス、0.90以下は歴史的な数値です。

WHIP = (被安打 + 四球) ÷ 投球イニング数

計算に必要な数字は2つだけ。試合後のボックススコアを見ながらでも暗算できる手軽さが特徴だ。

WHIPの目安

WHIP評価
0.90未満歴史的な数値
1.00〜1.10優秀なエース
1.25〜1.40MLB平均
1.40以上平均以下

ペドロ・マルティネスの2000年シーズンは、WHIP 0.737という伝説的な数値。1イニングあたり0.73人しか出塁を許さなかった。

WHIPは安打と四球を同等に扱うが、被本塁打は含まれない。そのためWHIPは防御率・FIPと組み合わせて使うのが理想だ。シンプルさゆえに見逃しがちな欠点があるが、「この投手が今日うまく投げているか」を素早く判断する指標としては今も有効だ。