走塁 基礎

スプリントスピードとは?Statcastが計測する「本当の足の速さ」の数値

Q. Sprint Speedとは?

スプリントスピードとはStatcastが計測する選手の走速度で、単位はfeet per second(フィート毎秒)です。MLB平均は約27 ft/s で、30 ft/s 以上は走力が傑出した選手、28〜29 ft/s は平均以上の走力です。走塁得点圏の判断・守備範囲・盗塁成功率と高い相関があります。

Statcastが2015年から導入したトラッキングシステムにより、選手の走速度がフィート毎秒(ft/s)で正確に計測できるようになった。計測方法は「塁間を走っている選手の最速の1秒間の平均速度」を複数の走塁シーンから集計する。

スプリントスピードの目安

Sprint Speed評価
30 ft/s以上エリートの走力(上位1〜2%)
28〜29.9 ft/s平均以上の走力
26〜27.9 ft/sMLB平均(約27 ft/s)
24 ft/s未満走力が低い

2024年、エリー・デラクルーズは 30.9 ft/s を記録。MLBトップクラスの走力で、守備範囲・盗塁・進塁判断のすべてでアドバンテージを持つ。

走力が速い外野手は守備範囲が広くUZR/DRSが高くなりやすく、30 ft/s 以上の選手は二塁打を三塁打にしやすく長打率にも影響する。スプリントスピードは年齢とともに低下する傾向があるため、ベテラン選手の数値を追跡することで衰えの兆候を早期に検知できる。