走塁 中級

BsRとは?盗塁だけじゃない——走塁全体を数値化した「走塁貢献値」の読み方

Q. BsRとは?

BsRとは盗塁・進塁・走塁判断など走塁全体を「平均との差を得点換算」した指標です。BsR 0.0が平均で、+5以上は走塁が優れた選手、−5以下は走塁が弱点です。WARの計算要素の一つでもあります。

走塁評価といえば「盗塁数」が真っ先に浮かぶが、盗塁は走塁の一部にすぎない。打球に反応して二塁を三塁まで狙う判断、シングルヒットで一塁から三塁を陥れるアグレッシブな走塁——これらは盗塁数には一切カウントされない。BsRはそうした走塁全体を数値化する指標だ。

BsRに含まれる要素

BsRが重要なのは、WARの計算式に組み込まれているからだ。

BsRの目安

BsR評価
+8以上走塁が傑出した選手
+4〜+7走塁が優れている
−3〜+3平均
−8以下走塁が著しく劣る

スプリントスピードが高い選手はBsRも高い傾向があるが、走塁判断(どのタイミングで走るかの決断)も大きく影響する。足が速くても無謀な走塁でアウトになれば、BsRはマイナスになる。走塁は「目に見えない貢献」の典型だ。